ベテラン奮闘!矢野“神話”でトラ再進撃!
ベテラン奮闘!矢野“神話”でトラ再進撃!
(阪神5-3広島)猛虎、再進撃や-。
阪神・矢野輝弘捕手が2点打で勝利を呼び込んだ。
ベテランの意地で連敗を止めた虎が2位に1.5ゲーム差をつけた。
14日から本拠地で中日・巨人6連戦。
15日にも優勝マジックが点灯する模様だ!。
いざ決戦だ!!
もらった点では、終われないバットでケリをつける。
3連敗だけは絶対許されない、広島との3戦目。
勝負のターニングポイントを制したのは、べテラン・矢野だった。
「まだ無死満塁。あそこで点を取れたのは大きかった。
1点でも取らないと、流れが向こうに行ってしまうから。
流れを一気に引き寄せねば! と・・」
六回、連続押し出しで2点を勝ち越し、なお無死満塁。
カウント2-1から林のスライダーを打ち抜いた。
三遊間を破る2点適時打は、チーム24イニングぶりの適時打。
矢野が打点をあげれば、これで18連勝だ。
大事な一戦で、驚異の“神話”は継続となった。
ベンチが勝負をかけた六回にあったと思う。
前半は連敗の流れを引きずる拙攻で1-1で無死満塁で新5番・浜中に、
代打・桧山を送った。
前夜、好機に微妙な判定で見逃し三振に倒れた桧山も「追い込まれてから
打つのは嫌だな」と冷静だった。
決勝押し出し四球を選ぶと、葛城も四球選んで押し出し2点目。
こんな流れだからこそ、最後に打って突き放す意味は大きかった。
今季40打点に矢野は不満いっぱいだ!
開幕前から一番こだわっていたのが打点であり、この数字は物足りない。
負けない18連勝は、ここ一番での勝利への強い気持ちが、成せる結果だろう。
「明日から、甲子園で出来る!たくさんのファンを味方につけて」
14日から中日、巨人と6連戦だ・・。
中日・巨人と今3連戦を1勝2敗でコケてくれた。
風は虎に、吹いている・・・・・。