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健康管理について

健康管理において、運動はとても重要な要素です。


しかし、移動手段に車を頼り、建物の中でもエレベーターを使用
することの多い現代では、必然的に日常での運動量は減少して
しまいます。


そのことが生活習慣病を増加させる原因となっているのです。


運動不足になると、まず筋力の量は低下し、逆に体脂肪が増加
します。


この体脂肪は、必ずしも“肥満”という目に見える形で蓄えられて
いるとは限りません。


知らぬ間に「内臓脂肪」というかたちで蓄積されていることもある
のです。


一見スリムな人でも、大量の内臓脂肪を抱え込んでしまっている人は
少なくないのです。


この内臓脂肪が、“健康管理の盲点”と、最近言われています。


内臓脂肪の増加は、糖尿病、血栓症、動脈硬化・高血圧症の促進に
つながります。


見てみぬふりをしていると、取り返しの使いないことに!


また、運動不足は体力の衰えを招き、心肺機能も低下させます。それ
ゆえ疲れやすくなり、疲労回復の速度も遅くなります。


健康管理には、適度な運動習慣を身に付けることがとても大切なのです。


●健康食品に関する制度――特定保健用食品(トクホ)について


健康食品市場は、折からの健康ブームに乗って急成長を遂げています。
しかしその一方で、日本では法律上、健康食品に対する明確な定義づけ
がなかったために、“健康食品”と称する粗悪な商品が多く出回って
いるのも事実です。


そこで2001年に、厚生労働省は「保健機能食品」制度を設けました。
これは消費者に対して健康食品やサプリメントなどに関する適切な情報
提供を行なうことを目的としたものです。


保健機能食品は、特定保健用食品と、栄養機能食品に分けられます。
特定保健用食品(通称トクホ)とは「特別用途食品のうち、食生活に
おいて特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該
保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」のことで、厚生労働省
が認めた場合、効果の表示が可能になります。