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返済方法・返済方式
○利息の計算の仕方
利息は基本的に1日単位でかかりますので、借りた日に全額返済すれば利息は原則かかりません。
計算式は以下の通りとなります。
利息 ＝ 借り入れ金額 × 実質年率 ÷ ３６５（日） × 利用日数
キャッシングには様々な返済方法があります。
しっかりと仕組みを理解して、無理のない返済計画を立てるのがいいでしょう。
一般的には下記の返済方法があります。
【アドオン返済】
支払総額（元金＋利息）を返済回数で割って、毎回の返済額をあらかじめ決める返済方式。
「元金均等方式」や「元利均等方式」と違い当初の金額を元に利息計算される為、
利息負担が割高になります。
【約定返済】
契約時点で「毎月いくら返済する」というように取り決められている返済予定のことです。
【元金均等方式（がんきんきんとうほうしき）】
借り入れ元金を返済回数で割った金額に、毎月の利息を加えた額を返済する方式です。
利息は元金の残高に対して発生するので、返済回数が進むにつれて毎月の返済額が
減っていく仕組みになっています。
【元利均等方式（がんりきんとうほうしき）】
毎月の返済額（元金返済分＋利息充当分）を一定額に設定し、
内訳（借り入れ元金部分に対する支払額とその利息分）のみを変化させる返済方式です。
返済当初は利息充当分の割合が高く、返済が進むにつれ元金返済分の割合が大きくなるのが特徴で、住宅ローンなどの高額のローン返済に用いられることが多いようです。
【リボルビング方式】
通称「リボ払い」
月々の返済金額を一定に設定したうえで、利用金額に応じて借金返済回数が決まります。
リボルビング方式は、支払額の算出方法によって更に細かく分類されます。
●元利定額リボルビング方式
「毎月1万円」など、あらかじめ決まった定額（元金＋利息）を支払う方式です。
●元金定額リボルビング方式
毎月、あらかじめ決まった定額と別に支払利息額を支払う方式です。
●元金定率リボルビング方式
毎月定額と別に、利用残高・日数に応じた利息を支払う方式です。
●残高スライドリボルビング方式
限度額が高額なカードの場合に、元金の残高が減らないことがないよう、
毎月の返済額・最低支払額が借り入れ残高に応じてスライド（変化する）返済方式です。
スライドされる部分によって下記のように分けられます。
○残高スライド元利定率リボルビング方式
借り入れ残高によって、定率がスライドする（変化する）方式です。
○残高スライド元金定額リボルビング方式
借り入れ残高によって、利息を含まない定額がスライドする（変化する）方式です。
○残金スライド元利定額リボルビング方式
消費者金融では最も多く採用されている返済方式です。
借り入れ残高によって、返済額（定額＋利息額）がスライドする（変化する）方式で、
単純に「残高スライドリボルビング方式」と記載されていることが一般的です。
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