●無線LAN機能の搭載にこだわってきたニコン
ニコンはコンパクトデジカメに無線LAN通信機能を世界で搭載したメーカーだ。
「COOLPIX P1/P2」を第1弾として、薄型で使用時にレンズが繰り出さないフラットボディ
を採用した「COOLPIX S」シリーズで「S6」、「S7c」に無線LAN通信機能を搭載。機種の世
代が進むごとに使い勝手を確実に進化させてきた。パソコンを経由せずにプリンタとつな
げてプリントできるのが特徴だったが、そのためにはプリンタのUSBポートに、別売のアダ
プターをつなげておく必要が無線のメリットを十分に生かし切れているとは言い難かった
。
機能に「COOLPIX CONNECT」というオンラインのフォトアルバムサービスを開始して用途を
広げた。
これによって、外出先からでも経由で、カメラから撮影した画像をオンラインアルバムに
転送できるようになった。きて無線LANのメリットが、ようやく生きてきた。
オンラインサービスも「COOLPIX CONNECT 2」に進化し、無線LANのアクセスポイントでは
、NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT(ホットスポット)」に対応させた。