成功する思考。失敗する思考。
経営をしていると、何をやっても上手くいく時があります。
考えないで動いているにも関わらず、打ち手がことごとく成果につないくのです。
このような時は、状況が改善するよう様々な方法を考え、手を打つのですがどれだけ
動いても、成果が出てくれません。
この差は、一体、何なのでしょうか?
疑問に感じて、長い間、考えてきた結果、答えに辿り着きました。
思考パターンに差があるのです。
万事、上手く行っている時というのは、「ゴール」を描いて、そのギャップを
埋めるような思考をしています。
例えば、「売上を今の10倍にするための仕組み」を想像し、現状とのギャップを
見つめています。
このような思考をすれば、「ゴール」に最短距離で近づくことができるように
なりますよね。
営業マンで考えてみましょう。
そのセールスマンには、欠点はありませんか?完全無欠でしょうか?
そんなことはないと思います。
遅刻癖が・書類を書かない・計画を立てないなど、何らかの欠点を持っていると
思います。
彼は、トップセールスです。
欠点を減らせば、物事が上手く運ぶようになるというわけではないのです。
人であっても、欠点を持っています。
物事を上手にこなすためのコツは、欠点を潰していくことではありません。
そこに到達するための条件を満たせば良いのです。
万事、上手く回っているときは、「ゴール思考」をしています。
物事が思うように進まなくなると、「欠点探し」を人は始めてしまいます。
理由(=欠点)を探しても、前には進みません。